首の後ろの出っ張り、施術で改善できますか?

首の後ろの下のほうが丸く盛り上がって見えると、横顔が鈍くなり、首が短く見えることがあります。写真を撮ると首と肩の境目がなめらかでなく、後ろから見ると首の下に小さなこぶのように見えたりします。
韓国ではこの状態を「きのこ首症候群」と呼びます。日本では首の後ろの膨らみ、いわゆるバッファローハンプとして知られている状態です。スマートフォンやノートパソコンを長く使う方によくあるお悩みです。
ただ、改善の方法を探すときに先に知っておいていただきたいことがあります。これは首の後ろの肉だけの問題ではないかもしれません。頭が前に出た姿勢、猫背、頸椎と胸椎の並び、首の後ろの組織の厚み、皮膚と脂肪層が一緒に見えている問題であることが多いのです。
この記事では、なぜ起きるのか、運動と姿勢の見直しはどう進めるのか、そして施術で変えられる部分とそうでない部分を分けて整理します。
そもそも、どんな状態を指しますか
首の下のほう、とくに首と背中の上が出会う場所が丸く突き出して見える状態を指します。正式な診断名というより、見た目を説明する言い方に近いものです。
この場所は、もともと第七頸椎のあたりがある程度触れるようになっています。問題になるのは、次のような変化が一緒にあるときです。
- 首が前に出て見える
- 背中の上のほうが丸まっている
- 首の後ろの下がこぶのように厚く見える
- 首と肩がよくこる
- 首が短く、顔が前に出て見える
- フェイスラインと二重あごが一緒に鈍く見える

なぜ起きるのでしょうか
いちばん大きな原因は、長く繰り返された姿勢です。とくに頭を前に突き出した姿勢と、背中の上が丸まった巻き肩の姿勢が一緒に影響します。
頭は思うより重いものです。頭が体の中心線より前に出るほど、首の下のほうにかかる負担は大きくなります。この負担が長く繰り返されると、首の後ろの筋肉と靭帯が緊張し、背中の上のほうはだんだん丸く固まっていきます。
ただし、首の後ろの膨らみがすべて姿勢のせいというわけではありません。まれにクッシング症候群のような内分泌の病気、骨折や脊椎の病気、薬の影響、急激な体重の変化が関わることがあります。急にこぶが大きくなった、痛みやしびれ、感覚の異常があるという場合は、美容の施術より先に診療を受けてください。
自分の首はどんな状態か、確かめてみましょう
| 確認する項目 | 考えられる方向 |
|---|---|
| 横顔の写真で耳が肩より前に出ている | 頭が前に出た姿勢 |
| 首と背中のあいだが丸く盛り上がって見える | 首の後ろの膨らみの可能性 |
| 肩が前に巻き、背中が丸まっている | 巻き肩・猫背 |
| あごを引くと首の後ろが張る | 首の後ろの筋肉の緊張 |
| 首の後ろを触るとやわらかい厚みがある | 脂肪層の可能性 |
| 硬い骨のように突き出た感じが強い | 頸椎・胸椎の並びの確認が必要 |
| 腕や手のしびれ、頭痛が一緒にある | まず診療をおすすめします |
改善の中心は、姿勢と筋肉です
基本になるのは姿勢の見直しです。首の後ろが膨らんで見える原因が頭の位置と猫背にあるのなら、脂肪だけ減らしたりマッサージでほぐしたりするだけでは戻りやすくなります。
見直しは、たいてい四つの方向から進めます。
一つめ、緊張した組織をゆるめます。後頭部の下にある後頭下筋、首の前の胸鎖乳突筋、胸の前の筋肉が緊張していると、頭が前に出やすくなります。
二つめ、固くなった首と背中の上の動きを取り戻します。頸椎と胸椎が硬いと、あごを引いて背中を起こす姿勢そのものが取りにくくなります。
三つめ、弱くなった首の深い屈筋を鍛えます。あごを軽く引いた状態を保つ深い筋肉が弱いと、頭はまた前に出ていきます。
四つめ、巻き肩と猫背を一緒に見ます。首だけ引こうとしても、背中が丸まっていれば頭の位置はすぐ戻ります。
家でできる基本の習慣
- スマートフォンを胸の下ではなく、目の高さに近づけて見る
- ノートパソコンはスタンドと外付けキーボードを使う
- モニターは頭が下がりすぎない高さに置く
- 30〜50分ごとに立って、首と背中を動かす
- あごを前に突き出さず、軽く引く習慣をつくる
- 高い枕やうつ伏せ寝を減らす
- 胸の前のストレッチと、背中の筋肉を鍛える運動を一緒に行う
施術で改善できますか
結論から申し上げると、施術で姿勢そのものを直すことはできません。首の骨の並び、筋力の低下、巻き肩は、運動と生活習慣、必要であれば専門の治療の領域です。
ただ、見た目として首の後ろが厚く見える要素が脂肪層や皮膚の弾力と関わっているのであれば、その部分はカウンセリングで補助的に見ることができます。
たとえば、こうした場合です。
- 首の後ろの下に、やわらかくつまめる脂肪層がある場合
- あごの下の二重あごと首の線が一緒に鈍く見える場合
- 顔の下半分と首の前の皮膚の弾力が落ちている場合
- むくみと脂肪が混ざって、首とあごの境目がぼやけている場合
- 姿勢を整えている最中なのに、首とフェイスラインの鈍さが残る場合
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こういうときは、診療が先です
次に当てはまる場合は、まず整形外科、リハビリテーション科、脳神経外科などで診療を受けてください。
- 首の後ろのこぶが急に大きくなった
- 首の痛みが強い、あるいは夜も痛む
- 腕や手のしびれ、感覚の低下がある
- 頭痛、めまい、見え方の異常を伴う
- けがのあとに首の後ろが突き出てきた
- ステロイドの服用や内分泌の病気が疑われる
- 硬いかたまりのように触れて、動かない
ラインカルチャー医院で扱う注射やリフティング、顔の脂肪吸引は、見た目のラインを整えるための選択肢です。痛みの病気や神経の症状、骨の並びの問題を治療する診療とは別のものです。
整理すると、姿勢が基本です
中心になるのは姿勢と筋肉です。頭の位置、猫背、巻き肩、弱くなった首の深い筋肉を一緒に見る必要があり、ストレッチと筋力の運動は続けることが前提になります。
施術は姿勢そのものを直せません。ただ、首とフェイスラインが鈍く見えることに脂肪層、皮膚の弾力、二重あごが一緒に影響しているのであれば、超音波で確認したうえで補助的な選択肢をご相談できます。
ラインカルチャー医院は狎鴎亭(アックジョン)駅3番出口の近くの落ち着いた空間で、顔の脂肪層と皮膚の状態を確認し、必要な方向をご相談します。
施術の効果と回復の期間、腫れ、内出血、傷跡、色素沈着、痛みなどには個人差があります。痛みやしびれを伴う場合はまず診療を受けていただき、首とフェイスラインの見た目のお悩みは、いまの状態を確かめてから決めるのがよい順番です。横顔と後ろ姿の写真を持ってお越しいただければ、どこから見るべきかがその場で絞れます。