マンジャロフェイス、減量後に顔がたるんで見える理由

公開日 · 2026-06-12
マンジャロフェイス、減量後に顔がたるんで見える理由 - ラインカルチャー医院

マンジャロを使って体重が減ったのに、顔が前より疲れて見える、フェイスラインがぼやける、頬がこけて見えるのではないか。そう心配される方が増えています。最近ではこうした変化をマンジャロフェイス、オゼンピックフェイスと呼ぶこともあります。

大切なのは、特定の薬が顔の皮膚を直接傷めるというより、速い体重の減少に顔の脂肪層と皮膚の弾力が追いつかず、変化がより目立って見えるということです。ですから薬を始める前に、顔のラインをどう見るか、脂肪吸引やリフティングをどんな順番で判断するかを整理しておかれるとよいです。


なぜ起きるのでしょうか

顔は体重の変化が思ったより早く出る場所です。頬、前の頬骨まわり、フェイスライン、二重あごのあたりには脂肪層があり、この脂肪が輪郭を支える役割も果たしています。体重が減ってこの層も一緒に減ると、顔が小さくなる感じもある一方で、くぼみやたるみのほうが先に目に入ることがあります。

GLP-1系の薬を使ったあとにボリュームの減少、皮膚のたるみ、しわの変化が語られるのは、速い体重減少と顔の脂肪の減少から説明されます。とくに皮膚の弾力が落ちている状態では、脂肪が減る速さに皮膚が追いつかず、フェイスラインのたるみやほうれい線がよりはっきり見えます。

カウンセリングでも似たお話をよく伺います。体重は減ったのに顔が長く見える、二重あごは残っているのに頬はこけて見える、フェイスラインだけ整えたいがこれ以上取るとくぼみそうで心配だ、といった内容です。つまり「顔の肉が落ちた」という一つの問題ではなく、どの脂肪が減ってどの脂肪が残ったのかを分けて見るべき問題です。

体重が減ったあとの顔の弾力を評価している様子を表した画像
減量後の顔の変化は、ボリュームと皮膚の弾力を一緒に確認します。

始める前に、顔の脂肪層を見ておく理由

マンジャロやウゴービを始めれば、体重はある程度減りうるものです。ただ減る順番を自分で決めることはできません。お腹だけ減ってほしいと思っても顔から小さくなることがありますし、顔はこけたのに二重あごやあごの下の脂肪は残って見えることもあります。

このとき、さらに減量しようとしたり、あとでリフティングをすればよいと考えたりすると、選択肢はかえって狭くなります。すでにボリュームの減った顔から脂肪をさらに取ればくぼみが出ますし、逆にあごの下に残った脂肪をそのままにすれば、体重が減ってもフェイスラインはぼやけたままです。

ですから始める前に、顔を一つのかたまりとして見ず、場所ごとに分けて確認しておくほうがよいです。二重あごとフェイスラインは整えるべき脂肪なのか、前の頬とこめかみは残すべきボリュームなのか、深部の頬脂肪は取るべきものなのかたるみとして見えているだけなのか。二重あごを取る方法で脂肪型と筋肉型を分ける必要があるのも、同じ理由です。


リフティングより先に、吸引を見る場合もあります

超音波のリフティングは、皮膚の内側に熱のエネルギーを届けて再生の反応を促す方法です。たるみが軽い場合や、皮膚の弾力の低下が中心である場合には役に立ちますが、あごの下や顔の下半分に実際の脂肪層が残っているのであれば、リフティングだけではラインが十分に整いません。

一方で顔の脂肪吸引は、脂肪層を直接扱う方法です。脂肪を減らす過程でカニューレが通り、回復の過程で組織の反応と皮膚の引き締まりを見込めます。ただしこれを「リフティングより強い」「たるみが解決する」と言うことはできません。皮膚の弾力、脂肪層の厚み、年齢、これまでの施術歴によって、結果の差は大きくなります。

いまの状態 先に見ること 理由
二重あごとあごの下の脂肪がはっきりある 顔の脂肪吸引 減量後もフェイスラインが重く見えることがある
頬がすでにこけて顔が長く見える ボリュームを残す、リフティング、補うかどうか さらに取るとくぼみや疲れた印象が強まる
減量がまだ速く進んでいる最中 施術の時期の調整 さらなる減量で顔のラインがまた変わる

整理すると、これは順番の問題です。顔に残った脂肪層がラインを重くしているのであれば、脂肪吸引を先に検討できます。逆に脂肪は多くないのに皮膚だけがゆるんでいる、ボリュームがこけているという顔であれば、吸引よりリフティングや補うこと、体重の安定が先になります。


心配なら、いまのラインから確かめてください

心配だからといって、全員が脂肪吸引を先にすべきというわけではありません。ただ減量のあとに顔がより垂れて見えるのが心配なのであれば、薬を始める前にいまの脂肪層と弾力を確かめておくほうがよいです。

ラインカルチャー医院では顔を一つのかたまりとして見ず、二重あごとフェイスライン、深部の頬脂肪、前の頬、こめかみのように、取るべき場所と残すべき場所を分けて見ます。超音波と写真の分析で脂肪層、筋肉、たるみ、左右差を先に確認し、GLP-1系の薬を使う計画があれば、減量の速さと目標体重まで一緒に考えてご相談します。

施術の効果、回復の期間、内出血と腫れ、皮膚の引き締まりの程度には個人差があります。とくにGLP-1系の薬を使用中、あるいは使用の予定があるのなら、いまの使用の状況、減量の速さ、目標体重、これまでの施術歴をカウンセリングでお知らせください。順番を決めるための材料になります。


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