韓国での脂肪吸引のダウンタイム、滞在は何日必要か

航空券を取ろうとして、帰りの日付のところで手が止まる方が多いです。行きは決められるのに、帰りが決められません。
ブログを読むと三泊四日で帰ったという話も、一週間いたという話も出てきます。どちらも本当なのですが、同じ手術で日数がここまで違うのは、たまたまではありません。滞在の長さは腫れの引き方ではなく、そのあいだに何を確認するかで決まっているからです。
カウンセリングでも、先に航空券を取ってしまってから、この日程で大丈夫でしょうかと聞かれることがあります。日数そのものより、その日程の中に何が入っていて何が入っていないのかを一緒に見るほうが、話が早く進みます。
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滞在日数は腫れの引き方では決まりません
腫れは滞在中には引ききりません。二の腕であれば、いちばん張るのが術後二日目から三日目あたりで、そこから少しずつ落ちていきます。日程をどう組んでも、細くなった腕を見て帰ることにはならないと思っておいてください。
では何のために滞在するのかというと、確認のためです。 滞在中に見るものは三つあります。傷の状態、圧迫着が正しく当たっているか、そして左右のバランスが極端に崩れていないかです。この三つは写真では分かりにくく、直接見たほうが早い項目です。
抜糸をどこでするかも日数に効いてきます。滞在中に済ませて帰る形と、帰国してから近くの医療機関でしてもらう形があり、後者なら日程は短くできます。ただ、帰ってから受けてくれるところを先に見つけておく必要があるので、短くできるかどうかは、出発前に決まります。
日程の型は、だいたい三つに分かれます。三泊四日は、手術の翌日に一度見てもらって帰る形で、抜糸を日本でする前提になります。五泊六日は、抜糸まで済ませてから帰る形です。一週間前後になると、抜糸のあとにもう一度見てもらう余裕が入ります。どれが正しいということはなく、帰国後に見てもらえる先があるかどうかで、必要な長さが変わります。
同行者がいるかどうかも効いてきます。腕の手術では、髪を洗う、服を着替える、荷物を持ち上げるといった動作が数日のあいだ不便になります。一人で行く場合は、前開きの服を用意しておく、宿をクリニックの近くにする、荷物を小さくするといった準備で、そのぶんを埋めておけます。宿を選ぶときは、距離よりもエレベーターがあるかどうかのほうが効いてきます。
範囲によっても変わります。腕の後ろ側だけと、肩や付け根まで含めた場合とでは、動かせるようになるまでの日数が違います。見積もりの範囲が決まっていないと日程も決まらないので、先に範囲と費用の決まり方を見ておくと順番が整います。
帰りの飛行機はいつから乗れますか
手術の当日に乗ることはできません。ここは例外がないと考えてください。翌日以降については、腕の脂肪吸引であれば比較的早く乗れるほうですが、それでも気をつける点が三つあります。
一つ目は座っている時間です。長く同じ姿勢でいると、腫れが下のほうに寄りやすくなります。二つ目は荷物で、術後しばらくは腕を上げる動作と重いものを持つ動作が制限されるので、スーツケースを自分で棚に上げるのは難しいと思っておいたほうがいいです。三つ目は機内の乾燥と気圧で、痛みが強く出る方がいらっしゃいます。
この三つはどれも、日数が経てば軽くなる種類のものです。 ですから帰りの便を一日後ろにずらせるなら、ずらしたほうが楽になります。逆に言うと、どうしても動かせない日程であれば、荷物を減らして預けてしまうなど、先に決めておけることがあります。
| 時期 | 腕にできること | 確認しておくこと |
|---|---|---|
| 当日 | 歩く、座る | 圧迫着の当たり方 |
| 一日目から三日目 | 髪を洗う、着替える | 傷の状態、左右差 |
| 三日目以降 | 腕を肩の高さまで上げる | 抜糸をどこでするか |
| 一週間前後 | 軽い家事、通勤 | 圧迫着を続ける期間 |
| 一か月前後 | 腕を大きく使う動作 | 拘縮が出ていないか |
日数はあくまで目安で、範囲と腕の状態によって前後します。表の左側だけを見て日程を決めると、右側が滞在のあとに残ります。
圧迫着は夏でもいつまで着るのか
夏の渡韓で必ず出る質問です。結論から言うと、季節では短くなりません。圧迫着は腫れを抑えるためだけでなく、皮膚と下の組織がくっついていく向きを整えるために着るものだからです。
着る期間は、最初は一日中で、途中から日中だけに切り替わります。切り替えの時期は腕の状態で決まるので、ここも自分で決めずに確認してもらう項目です。夏に気になるのは汗とかゆみのほうで、これは二着を交互に洗って使うとかなり楽になります。滞在中に一着しか持っていないと、洗って乾くまでのあいだ着られない時間ができます。
着ないとどうなるのかも、よく聞かれます。すぐに何かが起きるわけではありませんが、腫れが長引きやすくなり、表面の落ち着き方にむらが出ることがあります。ただ、締めればいいというものでもなく、きつすぎると食い込んで別の跡が残ります。ちょうどいい強さは自分では分かりにくいので、滞在中に一度当ててもらって確かめるのがいちばん確実です。
帰国後も続くので、日本に持ち帰る前提で用意します。サイズが合わなくなったときにどう交換するかも、渡韓中に聞いておける項目のひとつです。
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運動は日数ではなく動作で戻します
早く動いたほうが早く細くなるのでは、と考える方がいらっしゃいます。順番が逆です。腫れが残っている時期に強く動かすと、引いていくはずの腫れがそこに留まりやすくなります。
戻し方は日数で区切るより、動作で区切るほうが分かりやすいです。まず歩くこと、次に息が上がらない程度の有酸素、そのあとに下半身の運動、最後に上半身と腕です。腕の脂肪吸引では最後のひとつがいちばん遅く、腕を大きく上げる動作と、腕に体重を乗せる動作が最後まで残ります。
お酒と入浴についても、同じ考え方で見ます。どちらも血のめぐりを増やすので、腫れが強い時期には向きません。湯船は傷が閉じるまで待ち、シャワーは許可が出た日から使えます。日付で覚えるより、傷が閉じたか、張りが落ちたかという状態で覚えておくほうが間違えません。
自分で判断する目安もあります。その動作をして、あとで張りが強くなったり熱を持ったりするなら、まだ早いということです。逆に、動かしたあとに変化がなければ、その動作は戻していい範囲に入っています。ここも個人差があるので、日数の数字を他の人と比べる必要はありません。
仕事に戻れるのはいつからですか
日程を決めるときに、滞在の日数と同じくらい効いてくるのが、帰ってから何日休めるかです。ここを見ないで航空券だけ決めると、帰った翌日から出勤になります。
デスクワークであれば、腕の脂肪吸引は比較的戻りやすいほうです。座っている分には問題が出にくく、戻りにくいのはキーボードより、通勤のほうです。 満員電車で腕を上げたまま吊り革を持つ姿勢と、人にぶつかることの二つが、術後しばらくはこたえます。時差通勤にできるなら、そのほうが楽になります。
立ち仕事や、腕を使う仕事はもう少しかかります。荷物を持つ、腕を肩より上に上げる、押したり引いたりする。この三つが入る仕事は、日数で決めずに、その動作ができるようになってから戻すほうが結果的に早いです。 無理に早く戻すと腫れがそこに留まり、かえって長引きます。
周りにどう伝えるかで迷う方もいらっしゃいます。腕だけであれば、上着を着ていれば見た目では分かりません。ただ、数日は重いものを持てないので、その部分だけは伝えておいたほうが動きやすくなります。理由まで言う必要はなく、しばらく腕に力を入れられない、で足りることがほとんどです。
見た目のほうは、圧迫着が服の下に響くかどうかが問題になります。腕は上着で隠せる範囲なので、冬であればほとんど気づかれません。夏は薄手の上着を一枚用意しておくと、そのまま出勤できます。
帰国したあと、経過は誰が見るのか
ここがいちばん抜けやすい項目です。滞在の日程ばかり考えていると、帰ってからの数か月が空白になります。腕の経過は帰国後のほうが長く、拘縮が出るのも表面が落ち着くのも、たいてい日本にいるあいだです。
出発前に決めておけることが三つあります。一つ目は連絡の手段で、写真を送って見てもらえるのか、どの時間帯なら返ってくるのかです。二つ目はその費用が最初の金額に入っているかどうか。三つ目は、どういう状態になったら現地の医療機関を受診すべきかという線引きです。帰国後のやりとりは、あるかないかより、どこまでを見てもらえるかを先に聞いておくほうが役に立ちます。
熱が続く、片側だけ急に腫れが強くなる、傷から出るものが増える。この三つは帰国後でも自己判断で待たずに、近くの医療機関を受診してください。そのうえで、手術の内容が分かる書類を持っていると話が早く進みます。書類は渡韓中にもらっておく項目です。
写真を送るときのコツもあります。毎回同じ場所で、同じ明るさ、同じ姿勢で撮ることです。腕は角度が少し変わるだけで見え方が変わるので、条件をそろえないと、良くなったのか変わっていないのかが判断できません。腕を下ろした正面と、横から、そして前にまっすぐ伸ばした三枚を毎回同じ順で撮っておくと、並べたときに向きが見えます。
ここまでが韓国で決まる部分です。残りは帰ってからの数か月で決まっていきますし、その区間は最初の状態を知っている側と一緒に見るほうが早く進みます。日程を組むときは、滞在の日数だけでなく、帰ったあとに誰とどうやりとりするかまで含めて決めてみてください。