脂肪吸引を受けないほうがよい5つの理由

「脂肪吸引はやめたほうがいいと聞いたのですが、本当に危険な手術なのでしょうか。」
カウンセリングを迷っていらっしゃる方が、いちばん立ち止まる地点です。体験談では結果がよく見えるのに、別の記事ではでこぼこ、癒着、再手術、回復の負担という話が出てくるので、気持ちが整理しづらくなります。
ただ、受けないほうがよい理由を「脂肪吸引は悪い」とだけ受け取るのは正確ではありません。問題は手術そのものよりも、自分の体に合うかを確かめないまま、多く取ることだけを目標にして、回復とその後の管理まで数えずに決めてしまう決め方のほうにあります。
この記事では、慎重に見るべき理由を五つに分けて整理し、どんな基準でクリニックと手術の計画を選べばよいのかを一緒に見ていきます。

減量のための手術だと考えると、ずれます
脂肪吸引をすれば体重が大きく減ると期待される方がいらっしゃいます。ただ脂肪吸引は肥満の手術やダイエットの手術というより、特定の部位の皮下脂肪を整えてラインを直す手術に近いものです。
取り除くのは皮下脂肪の一部なので、体重の減り方は思ったほど大きくありません。内臓脂肪を直接取る手術でもないので、お腹の脂肪吸引をしたからといって臓器のあいだに溜まった内臓脂肪が減るわけではありません。
ですから、次のような期待をお持ちであれば、すぐに決めないほうがよいです。
- 手術さえすれば体重が大きく減りそうだ
- 内臓脂肪まで一度に解決しそうだ
- 食事と運動をしなくても、もう太らなさそうだ
- 数字で見える体重の変化がいちばん大事だ
脂肪吸引で変わるのは体重計の数字よりシルエットです。二の腕、お腹、太もも、顔のように運動では落ちにくい部位の皮下脂肪を整えて、服の見え方とラインを変えることに目的があります。
ラインカルチャー医院のカウンセリングでも、「何キロ落ちますか」より先に見るのは体型の比率と脂肪層の位置です。体成分測定と超音波、写真の分析、つまんで厚みを測る確認を通して、実際に取れる脂肪なのか、残すべき脂肪はどこなのか、手術で見込める変化がどのくらいなのかを確かめます。
関連ページ: 手術前のご案内
内臓脂肪型のお腹なら、脂肪吸引だけでは変わりません
お腹を気にされている方の中には、皮下脂肪より内臓脂肪の割合が大きい場合があります。手でお腹をつまんだときに厚くつまめる脂肪は皮下脂肪の可能性がありますが、お腹が硬く前に張り出している場合は、内臓脂肪とお腹の筋肉の状態を一緒に見る必要があります。
脂肪吸引が対象にするのは皮膚の下の皮下脂肪層です。内臓脂肪は臓器のまわりにある脂肪なので、脂肪吸引で直接取ることはできません。ここを確かめずに進めると、手術のあとも思ったほど平らにならなかったと感じることになります。
ですからお腹の脂肪吸引はとくに事前の確認が大切です。
- 皮下脂肪がどれくらいの厚みでつまめるか
- 内臓脂肪の割合が大きい体型ではないか
- 腹直筋と筋肉の張りの状態はどうか
- 皮膚の弾力は手術後のラインについてこられるか
- 脇腹、上腹部、下腹部、腰の後ろのつながりはどうか
ラインカルチャー医院でお腹を見るときは、下腹部だけを見ることはしません。お腹は前と横と後ろがつながった構造なので、一か所だけ減らすと残った部分がより目立って見えることがあります。ですから腰と骨盤の対比、前のお腹と脇腹のつながり、後ろのラインまで一緒に確認します。
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一部だけの小さな範囲が、かえって不均衡をつくることがあります
「はじめから大きくするのは負担なので、下腹部だけ、二の腕の内側だけ、太ももの内側だけにしようか」とお考えになることがあります。範囲の小さい手術は費用も回復の負担も軽く見えるので、選びやすいのは確かです。
ただ体のラインは、一つの部位だけで成り立っていません。腕は二の腕だけでなく、脇、副乳、ブラのライン、肩の線とつながっています。お腹は下腹部だけでなく、上腹部、脇腹、腰の後ろ、ウエストの線とつながっています。太ももも内側、前、外側、膝の上、お尻の下の線が一緒に見えます。
特定の場所だけを吸引すると、はじめは負担が少なく見えても、時間が経って体重が少し増えたり弾力が落ちたりしたときに、吸引しなかった周りがより目立って見えることがあります。結局は追加の手術や再手術を考えることになり、全体の費用と回復の期間はかえって増えます。
受けないほうがよい理由の一つが、ここにあります。範囲を小さく取ることが、いつもより安全だったりより自然だったりするわけではありません。必要な範囲は十分に見たうえで、無理をしない線を探すことが大切です。
ラインカルチャー医院では、計画を立てるときに「多く取る手術」ではなく「どこを残してどこを整えるかを数える手術」として見ます。
- 腕は二の腕の全周と脇、副乳、胸の横の線を一緒に見ます
- お腹は上腹部、下腹部、脇腹、腰の後ろのつながりを見ます
- 太ももは内側だけでなく、外側の張り出し、膝の上、お尻の下の線まで確認します
- 顔はあごの下、頬の下、フェイスライン、皮膚のたるみを一緒に見ます
吸引量より大切なのは比率です。一か所を空けることより、体全体で自然につながるラインをつくるほうが、結果への納得に近くなります。
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皮膚の近くを取りすぎると、でこぼこや癒着につながります
手術のあとにいちばん心配されるものの一つが、表面のでこぼこです。皮膚がところどころへこんだり、硬くしこったように感じられたりする場合、癒着や線維化と関わっていることがあります。
多く取ることだけを目標にすると、皮膚の近くに残っているべき脂肪層まで減りすぎることがあります。そうなると皮膚と内側の組織がくっついたり、表面がなめらかに整わずでこぼこに見えたりします。
もちろん手術の直後から数か月のあいだは、治っていく過程でしこりや硬さ、むくみを感じることがあります。時間とともに和らぐことも多くあります。ただ、取りすぎ、層の選び方の誤り、皮膚の弾力の評価不足、その後の管理不足が重なると、回復したあとにも不規則な表面が残ることがあります。
ですから迷っていらっしゃるときは、「どれくらい多く取ってもらえますか」だけを尋ねるより、次のような質問のほうが役に立ちます。
- 皮膚に近い層はどうやって守るのですか
- 私の皮膚の弾力では、どこまで減らすのが適切ですか
- でこぼこを減らすための術後の管理はどう進みますか
- 手術後、何か月のあいだ、どんな経過を確認するのですか
ラインカルチャー医院では、手術の前に超音波と触診、写真の分析で脂肪層と皮膚の状態を確認し、ミリ単位で計画を立てます。とにかく多く吸引するのではなく、皮膚がついてこられる範囲、残すべき脂肪層、ラインがなめらかにつながる地点を一緒に数えます。
手術のあとも1か月、2か月、3か月、6か月と経過を確認し、むくみとしこり、回復の流れを一緒に見ます。脂肪吸引は手術の当日で終わる仕事ではなく、回復が仕上がる時間まで一緒に管理する手術です。
関連ページ: 手術後のケア
価格と吸引量だけでクリニックを選ぶと、何が抜けますか
脂肪吸引は小さな切開で進みますが、れっきとした手術です。麻酔、出血、感染、内出血、むくみ、傷跡、癒着、感覚の低下など、考えるべき変数がいくつもあります。価格が安いか、何cc取ってくれるかだけを見て選ぶと、大事な基準が抜けます。
少なくとも、次の項目は確認されるほうがよいです。
- カウンセリングをした医師が、手術と経過まで自分で見るのか
- 手術前の検査と超音波の確認が十分に行われるか
- 私の体型で可能な変化と限界を、正直に説明してくれるか
- 傷跡の位置を部位ごとにどう計画するのか
- 手術後の回復の管理と、急なときの対応の仕組みがあるか
- 再手術を減らすための最初の計画を立てているか
とくに脂肪吸引は最初の手術が大切です。再手術は、すでに癒着や線維化が起きた組織をもう一度扱うことになるので、最初より難しくなります。ですから、はじめから細かく見て、必要な場所と避けるべき場所を分けてくれるところを選ばれるほうがよいです。
ラインカルチャー医院は、カウンセリングから手術、その後の管理まで院長が流れを見失わない診療を目指しています。狎鴎亭(アックジョン)駅3番出口の近く、落ち着いた空間で体型と脂肪層をまず確認し、傷跡はしわの線や下着のラインのように目につきにくい位置を探して計画します。
脂肪吸引は大きく変える手術ではなく、もともとの体の比率が整って見えるように設計する過程に近いものです。ですから感覚で決めず、先に確かめます。
では、受けないほうがよいのはどんな場合でしょうか
役に立つ場合もありますが、すべての方に合う手術ではありません。
次に当てはまるなら、急がずにカウンセリングで十分に確認されるほうがよいです。
- 体重を減らすこと自体がいちばん大きな目的である場合
- 内臓脂肪型のお腹で、皮下脂肪が多くない場合
- 皮膚の弾力がかなり落ちていて、たるみの心配が大きい場合
- 手術後の圧迫着、通院、生活の管理が難しい場合
- 短い期間で無理な変化を望んでいる場合
- すでに手術した場所に癒着や不規則さがある場合
- 妊娠、出産、大きな体重の変化の予定が近い場合
こうした場合でも、まったくできないという意味ではありません。期待の大きさを調整したり、脂肪吸引より食事と運動、脂肪を分解する注射、リフティング、段階を分けた計画のほうが合っていたりします。
ラインカルチャー医院では、合わない場合まで一緒にお伝えすることを大切にしています。受けるべき理由より、受けないほうがよい理由を先に確かめたほうが、あとからの後悔が少なくなるからです。
受けると決める前に確かめること
受けないほうがよい理由を探していらっしゃる方は、たいてい怖がりだからではなく、慎重に選びたい方です。その慎重さはよい出発点です。
ラインカルチャー医院では、手術の前に次の過程で今の状態を先に確認します。
- 体成分測定と問診で、体重の変化、生活習慣、既往を確認
- 角度ごとの写真と全身鏡で、実際のラインを確認
- つまんで測る確認で、皮下脂肪の厚みを把握
- 超音波で脂肪層、皮膚の厚み、筋肉の状態を確認
- 心電図と血液検査、服用中の薬とサプリメントの確認
- 院長のカウンセリングで、手術の範囲と回復の計画を立てる
これは手続きを増やすためのものではありません。前に十分確かめておくほど、手術中に迷う場面が減り、吸引量より大切なラインと均衡を守れます。
ラインカルチャー医院は脂肪吸引を、多く取る技術というよりミリ単位で計画し、全周の視点で整える手術として見ています。傷跡はできるだけ目につきにくい位置に隠し、手術後は定期的な経過の確認で回復の流れを一緒に見ます。
いまのご自分の体型で脂肪吸引が必要なのか、それとも別の方法のほうが合っているのか。気になるときは、まず状態を確かめるカウンセリングからお受けいただけます。おひとりで決めにくいときこそ、数字を見ながら一緒に整理してみましょう。